快適ライブチャット研究 - 日々雑録
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リンゴ・ジャムのシルシ


ゴメンナサイ、とあなたは言う。
ゴメンナサイ、もしかしたら、うまくできないかもしれない、と言う。


寸胴型のホーロー製の鍋から、白い湯気が立ち、キッチンの天井のダウンライトの光にあたると細かな水蒸気の粒が揺らめきながら換気扇へと吸い込まれていき、換気の強さを最大限にしているのに、鍋から沸き立つ馥郁としたリンゴの香りは、キッチンからダイニングまで――キッチンで料理をしているときに、ダイニングと一体型ではないと子供の面倒が見れないし、それに、つくった料理をキッチンのカウンター越しにダイニングテーブルに載せられるのは便利でしょ? とあなたは言う――を満たし、甘い香りが透明な固まりとなって鼻孔を圧迫するような密度で室内に充満する。
あなたは、湯気にあてられて火照り、額に細かい汗の粒を浮かべながら、熱心にリンゴのジャムがホーロー製の鍋のなかで煮込まれているのを見ていて、私が、まだまだ時間がかかりそう? と聞くと、リンゴ・ジャムのクツクツ、グツグツと音を立てて小さな泡が表面にゆっくりと浮き立っては消える様子から目を離さずに、もう少しかかると思う、もう大分以前に作ったきりだったから、作り方を忘れたわけではないけれど、手順がはっきりしなくて、どれくらいかかるかわからないの、と言う。


父のお母さん、あたしにとっては祖母が教えてくれたリンゴ・ジャムのレシピなの、父が身体を悪くしたときに、お医者さんから朝はご飯ではなくパンを食べるように薦められて、それでね、あばあちゃんがそういうことならって、あたしとお父さんにこのレシピを教えてくれて、うん、そう、もう随分前の話しだけれど。
皮を剥いて塩水に一晩つけておいたリンゴにグラニュー糖を混ぜてふつふつと沸騰させて煮立たせ、煮立った後にレモン汁を加えるのがミソで、と、おばあちゃんは「ミソ」という言葉をなぜか強調するから、父は、味噌を入れるものだとばっかりに勘違いして、二人でレシピを教わっているときに、一所懸命に味噌を探していたっけ、とあなたは笑う。
それから、父はリンゴ・ジャムつくりに凝ってしまって、最後の味の引き締めにレモン汁の替わりにシードルを入れるようになって、身体が悪くなって、一人でジャムが作れなくなっても、シードルを最後に忘れずに入れるように、って口を酸っぱくして言っていて、でもね、そう言った後に決まって、大切なのは上手にジャムをつくることじゃなく、美味しくなるようにって思いを込めることだ、と言っていて、何だか思い出しちゃったな、父の口調を、とあなたは言う。


そのリンゴのジャム、出来上がったらうちの両親のところに持っていってもいいかな? 分量は十分ある? と私が尋ねると、あなたはゆっくりと顔を上げて笑いかけ、大丈夫、もう、リンゴ・ジャムを食べたくないってあなたが言うくらいの量を作っているし、それに、二人だけでは、多分食べきれないかもしれないし、とあなたは言って、ねぇ、このジャムは父の大切なシルシなんだよね、と続ける。
もし、このジャムの作り方が誰かに伝わって、それがずっとずっといつまでも誰かのなかで生き続けることができたら、きっと、父も寂しくはないよね、あたしたちだけじゃなく、いろんな人に喜ばれたら、それって、素敵なコトだよね、とあなたは言う。


子供ができたら、三人で一緒にジャムをつくろう、と私は言う。
君のお父さんのジャム、美味しくなるように三人で願いを込めて、つくろう、と私は言う。


大切なのは、思いを込めて、諦めないこと、とあなたは小さな声で言う。
その気持ちはきっと、いつまでもどこかに残るから、とあなたは言う。




草の上の「お茶会」


映画作家ジャン・ルノワールの『草の上の昼食』あるいは『ピクニック』の画面に溢れる、あの午後の柔らかい光――あの光を思い浮かべながら。


フランス人男性と国際結婚をした同じ部署で働いている女性社員が、旦那様と仕事場の仲間の何人かに声をかけ、会社の中庭でお昼休みを利用し一日だけの私設のカフェを開くという企画を立ち上げ、無事に開催の運びとなり、皆でお昼のひと時を満喫したのですが、ピクニック気分でキレイに刈揃えられた芝生にデッキやテーブル、イスなどを持ち込み「お茶」を楽しんでいると、ふいにルノワールの撮った〈あの光〉を思い出し、豊かというか何と言うか、不思議なゆったりとした時間を過ごしたために、午後からの仕事のアレコレをついつい放棄したくなったのですが。


コーヒーや紅茶、日本茶と、とてもヴァリエーションに富んだ、カフェの品揃えとまではいかないけれども、手製の小さな看板と旗を出し、誰でも自由に皆がもちよったお手製のお菓子やらハーブ・ティー、抹茶の野点などの時間を楽しめるという場所は、日々の仕事をする空間のなかに爽やかな新鮮な雰囲気をつくりだしていて、面白いものだな、と思った次第。


社員同士の交流の場、とくに個人個人が自主的に参加して場を形成するような催しというのは今まであまりなかったですから、こうした「お茶会」がいろいろな機会で楽しめると社内全体の雰囲気もよくなるのかな、と、ひとりで頷きながら、若い男性社員が点前を披露してくれた「抹茶」を味わいました。


何気ない気さくな会話がそこでは楽しめるとは言え、やはり社員同士、どうしても仕事の話しが交わされるのですが、シネマ・エディターをしているというフランス人の旦那様が語る1920年代から戦前までの日本映画の素晴らしさについての講義やら国際結婚について、あるいは江戸の熱環境についての最新のデータ解析の弱点などがごった煮で展開されるアレコレの話はとても面白く、アルコールが入っているわけではないのに、ワイワイガヤガヤとそこかしこで囁きやお話しをしている声が聞こえるという大盛況で、お茶会は無事に終了しました。


ライブチャットでは外に出掛けてお話しをすることは無理ですから、草の上でのお茶会は不可能ですが、ティー・ブレイクというかティー・タイムのように、会話の途中で一休みをして、お茶を楽しむのは悪くはないのかな、と思ったり思わなかったり。
もちろん、パーティでも2ショット・チャットでも、話の頃合を見計らってほっと一息つく時間をつくることは「メリハリのあるチャット」をする上で大切な要素になりますから、お互いの好みのお菓子や飲み物を予めPSの傍に用意しておくとよいのではないか、と。


とは言え、チャットレディーの方がチャット中に飲食をすることを嫌がる男性会員の方もいらっしゃいますから、そこはひとつ「喉渇いてしまって」など、男性に飲食がOkかどうかの確認をとってから飲み食いするようにしましょう。


まぁ、大してライブチャットにおける有用な情報もないわけですが、若い頃に一番ドキドキして観たジャン・ルノワールのあの幸福な映画たちを思い出しながら、のんびりと過ごす午後は気持ちのよいもので、あの光があったからこそあの「映画」が成立するのだ、とひどく凡庸なことを考えてしまうのは、私設カフェの周囲に漂う馥郁とした香りに眠気がさすからで、ジャン・ルノワールの書いた『わが父ルノワール』という本のなかで紹介されるルノワール家の食事風景は、「食す」こと「飲む」ことの楽しさを文章を読むだけで味わうことができ、草の上でカフェをしながら、そうした物事に心を奪われるとますます眠くなり、眠りに落ちそうになる。



Sweet 31 Blues――ライブチャットと若さについて


スイーツに目がないので、31歳の誕生日には31種類のアイスクリームを「31アイスクリーム」で注文してやろうじゃないか、などと、「甘い」考えに取り憑かれ不摂生な食生活を満喫しているために、今もって健康診断の際はビクビクする羽目になるわけです。


「31アイスクリーム」には本当に31種類ものアイスが常備されているのか、というのは多少心配ではあったのですが、誕生日の当日には確か、28か29種類のアイスが目の前に並び、思わず、色とりどりのスイーツたちにうっとりしてしまったのですが、「31歳になっても若い気持ちを忘れずにいつまでもはっちゃけていたいよね」とメッセージが添えられた誕生日カードを見ながら、やはりそこは大人の分別というか、大切な気持ちが込められたプレゼントに対して感謝の意を表すためにも、もちろん、「完食」しなければならないという使命感が湧いてきて、ガッツリとアイスを食べ始め、oasisの『Stay Young』を聴きながら何とか食べ切ってはみたものの、気持ちの若さには身体がついていかないという当然の帰結として、お腹を壊してしまいましたと、さ。


いくらか恥ずかしい思い出を何とはなく思い出したのは、先日チャットしたチャットレディーの子の部屋から安室奈美恵の『Sweet 19 Blues』が流れていたからで、その女の子もスイーツが好きとのこともあって、アイスのお話しで大いに盛り上がってみたのですが、それにしても、「それじゃあさ、あたしの今度の誕生日には22個のアイスをプレゼントしてね」と言われた時の、若さに対する羨望というか「ああ、もう自分も若くはないんだな」という慨嘆や詠嘆を、31個のアイスを食べてお腹を壊した時よりも痛切に感じたのはなぜなのだろうか? と、ふと寂しくなったりもするのですが。


ライブチャットが若さを維持するための秘訣です、と大風呂敷を広げることもないのですが、普段の生活のなかで20歳そこそこの女の子と仕事以外でお話しする機会というのは少ないですから、何気ない、簡単に言ってしまえば気分がリラックスできる「どうでもいい話し」をすることは男性会員の方にとってみてもいつまでも若さを保つためのひとつの要因になっているのではないか、と思う次第。


女性、特に「自分とは違う生活環境」にいる女性とお話しをすることは、さまざまな刺激を受けますし、普通の生活のなかでは気付くことのできない新しくて面白い情報を得ることもできますから、日頃のストレスの解消であるとか癒されて気持ちが安らぐという効果だけではなく、実利的な効果も期待できるのではないでしょうか。


例えば、実際の生活で気になるあの子との会話をする時の話題として、チャットレディーの方とお話しをした事柄は、きっと活かされるはずだと思うのですが。


まぁ、31歳の誕生日に大量のアイスクリームをはっちゃけて完食してみようとする「大人」ではない私に言われても、トント説得力がないことは重々承知していますが、『Sweet 19 Blues』を聴き、チャットレディーの方とスイーツな時間を過ごしていると、ついつい「甘い」妄想に捕われがちになってしまうということで、お許し下さい。


それにしても、30歳を過ぎて、あの声の伸びやかさと腰のキレ、キレキレのダンスを披露する安室奈美恵さんには尊敬の念が浮かぶばかりで、ふぅ~、自分も頑張ろう、などと思う今日この頃です。




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